川越唐桟の木綿マスクの通販サイトは?売り切れ時の再販情報についても

5月7日、NHKで埼玉県川越市の伝統の木綿の織物「川越唐桟」を使ったマスク作りが紹介されました。

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、埼玉県川越市では市民が参加して、伝統の木綿の織物を使ったマスク作りが行われています。
この取り組みは川越市の青年会議所が、企画したもので、マスクの生地は、「川越唐桟」と呼ばれるこの地域に伝わる木綿の織物を使います。

川越青年会議所ではマスクを滅菌処理をしたあと、今月中に市に贈る予定で、子育て関連の施設で活用してもらいたいとしています。

出典:NHK NEWS WEB

NHKで紹介された川越唐桟のマスクは川越市に寄贈されるということですが、一般向けに販売されている商品はあるのでしょうか。

川越唐桟の木綿マスクの通販サイトは?

調べたところ、川越一番街にある呉服屋「呉服かんだ」さんが川越唐桟のマスクを販売していました。

ただ今のところネット販売などはされていないようで、通販サイトはないようです。

店舗では販売しているとのことなので、興味がある方は電話にて問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

現在は自粛協力で店舗は閉めているそうですが、スタッフの方は中にいらっしゃるそうなので店舗に向かう方や問い合わせる場合は電話にて対応していただけるということです。


5月5日のツイートではマスクのLサイズが品切れとなっているようですが、他のサイズはまだ在庫があるそうです。

再販などの情報は、現在のところ特に記載されていませんが「呉服かんだ」さんのTwitterアカウントをフォローしておけば再入荷の情報を確認できそうです。

川越唐桟とは?

「川越唐桟」とは室町時代から伝わる「唐桟」を川越の商人が作ったことがはじまりだそう。

こちらの「小江戸まるまる屋」さんではマスクの販売はされていませんが、川越唐桟を使ったご朱印帳や財布、ストールなどさまざまな商品を通販で販売されています。

小江戸まるまる屋
https://www.00ya.jp/

唐桟(とうざん)とは、室町時代頃から日本にもたらされた、紺地に朱、灰、青、茶などの縦縞が入っている織物のことです。
特徴は、細い綿糸を2本づつ引きそろえた双子糸で平織することで、木綿なのに絹の様な風合いをもってること。

江戸時代、唐桟は「粋」な縦縞として人気を博しましたが、庶民・町人は高価で手がだせませんでした。しかし、江戸時代後期になると次第に庶民のものになってきます。
それは各地で唐桟を真似た「唐桟」をつくるようになったからです。特に小江戸川越ではそれが活発に行われていました。

もともと川越は絹織物の産地。
「天下一統、夏袴は川越平なり」ともいわれた「川越平」を織る技術があった川越だけに、唐桟もすばらしい品質のものができあがります。
安価で品質の良い川越産の唐桟は、「川越唐桟」として世に知れわたり「川唐」と呼ばれもてはやされました。

出典:小江戸まるまる屋

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