名物「うどんすき」で知られる「美々卯(みみう)」を関東地区で展開する「東京美々卯」が、5月20日をもって全6店舗を閉店することがわかり大きな話題となっています。
5月19日現在、公式サイトはアクセスが集中しておりつながりにくい状態になっています。
東京美々卯が閉店する理由は?
去る2月には、大阪市中央区本町に竣工したオービック本社ビル1階に、本社ビル新築工事期間中の受け皿として、御堂筋店を開店いたしました。また秋頃を目処に、伊丹空港に新業態店「美々卯空味(そらあじ)」をオープンする予定です。美々卯として廃業またはのれんをおろす予定は一切ございません。
出典:美々卯オンラインショップ
今回閉店となるのは「東京美々卯」であり、関西の「美々卯」はこれまで通り営業を続けるということです。
「東京美々卯」が閉店する理由について、「美々卯オンラインショップ」に掲載されたお知らせには下記のように記載されています。
今回の新型肺炎による業績の落ち込みを受けて、東京の経営陣が協議した結果、このままの継続は困難であるとの判断に至りました。関係者にご迷惑のかからない様、手元資金が充分ある間に閉店したいと言う申し出があり、やむなく本社サイドとして了解いたしました。
出典:美々卯オンラインショップ
営業再開の可能性は?
閉店の理由は新型肺炎による業績の落ち込みによるものということですが、東京地区での営業再開の見込みはあるのでしょうか。
「美々卯」からのお知らせには「東京の各店でお迎えすることはできなくなります」と書かれており、「美々卯」及び「東京美々卯」は無借金経営を維持しており外部から資金調達する必要性は全くないと書かれています。
関東にお住まいのお客様を東京の各店でお迎えすることはできなくなりますが、美々卯の味をしっかりと引き継いでいくことに変わりはありません。また、大阪から宅配でうどんすき等の商品をお届けすることもできます。どうかこれからも美々卯を御愛顧いただきます様、お願い申し上げます。
出典:美々卯オンラインショップ
今回の「東京美々卯」の閉店も”手元資金が十分あるうちに閉店したい”とも書かれていることから、関東での営業再開はなさそうに感じます。
京都や名古屋の店舗は?
「美々卯」は関東のほかにも京都伊勢丹店、京都祇園店、みどり店(名古屋)がありますが、これらの店舗については閉店のお知らせはないため営業は継続されるものと思われます。
ただ、現在休業中の店舗もあり今後が気になるところです。
「美々卯」ではオンラインショップでの宅配も行っており、ネットでは「微力ながら宅配で応援させて頂きます」という声も見られました。
美々卯、美味しいのですよね。名古屋に一軒あるお店も休業中のようで、なんとか頑張ってほしいです。宅配もあります。
— かし (@hi_kashi) May 19, 2020
ネットの反応
美々卯、出張にいくと一度は食べにいくところ。新大阪駅か、伊丹空港が多いかな。関西の美々卯は残るみたいだけど、東京で食べられなくなるの残念。Onlineで宅配セットを買って応援しようかと思うけど、食べるのはうちの家族(笑)
— Erika M (@heather410) May 19, 2020
う~わ~~~ん!!!!ショックだ!!ショックすぎる😭💦💦💦東京の美々卯が全店舗閉店!!!家族のお祝い事の時はいつも皆で行っていたのに💦💦もう直ぐ新しいお祝い事があるから行こうと思ってたのに💦💦思い出の詰まったお店がなくなってしまうのは悲しすぎるよ…
— showta (@honuo) May 19, 2020
美々卯でさえ厳しいのか…
関西のお店は営業続けられるみたいやけど
おとうさんが働いてる美々卯が廃業の危機だからぜひお取り寄せしてってツイートしてた子のところのお店は大丈夫なんか心配😖 https://t.co/Jl2ZxRrwKL— きき*らら (@ki2_la2) May 19, 2020